ナチュラルな空間つくりのポイント教えます

 

“たくさんのオフィスビルやたくさんの家の中にある製品

(接着剤、化学薬品、洗浄液、殺虫剤、除草剤)をみると、

そして、喚起の悪いオフィスビルの中で生まれる化学物質

のスープ……を見ると、私たちが建設しているのは ガス室

だということに気づくだろう”

 

ビル・マクドノ― (建築家・環境保護活動家)

 

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「ガス室」というのはかなり強烈な表現ですが、

建築基準法における24時間換気システム設置の 義務化などをみると

、あながち大げさな言葉では ないのかもしれませんね。

 

さて、下記の図をご覧ください。

 

 

東京大学生産技術研究所の「室内環境汚染」 という資料から拝借しました。

 

これは人体が吸入する総汚染質量に対し、

床や壁、 天井などがどの程度寄与しているのかあらわしたものです。

 

ご覧のとおり、立っている人の汚染物質吸入量のうち、

床の寄与は53%あるのに対し、天井の寄与は1%しかありません。

 

寝ている人に対しては、床の寄与はもっとあり73%となっています。

 

寝ころんでいなくても、身長の低い幼児やペットなどは床付近の空気を

吸入しているので注意が必要ということがわかります。

 

また、空間つくりのヒントにもなりますね。 自然な住空間を手に入れようと思うと、

「全面リフォーム」「建て替え」といった 高額な費用を伴うものを思い浮かべますが、

実際には、床と壁を自然素材に変えるだけで ずいぶんと改善されることがわかります。

 

さらに費用を抑えつつも効果を得ようと思うならば、

寝室の床だけでも自然素材にするだけで、あなたの身体への 化学物質の影響は

かなり低減されるということですね。

 

もちろん、寝具にはこだわりましょう(笑)

 

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そして、大事なのはカーテンです。

 

一般的なカーテンは難燃剤・防虫剤・抗菌剤など

さまざまな化学物質がつかわれており、それらは絶えず

空気中に揮発しVOC(揮発性有害化学物質) なっているわけです。

 

しかも、窓辺で日差しを浴びることで温度が 上がり、さらに揮発しやすくなっているのです。

 

そして、室内に放出されたVOCを 先ほどの図のようにわたしたちは絶えず吸入しているのです。

 

大人に比べて身体の小さい子どもは影響も大きいですので、

もし、南向きの子供部屋に 陽が燦々と射し込む窓がおありでしたら、

カーテンは ケミカルフリー 自然栽培の布にしてあげてください。

 

ちなみに、我が家は、 自然栽培の布をカーテンだけでなく、

子供のシーツや枕カバーに使っています。

 

スヤスヤととっても気持ちよさそうな寝顔が見れますよ♪

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました(^^)